目指せミニマリスト夏枝!

過去の自分と向き合い、買い物依存の克服とシンプルライフへシフトチェンジする道のりブログ。

借金をキャッシングとボーナスと貯金で返済してた日々。

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 20日は会社の給料日。

1ヶ月前に退職してるが、有給休暇が有り余っていたので、有給消化でまだお給料が支給されます。

 

転職は何度かしましたが、最近まで勤めていた会社は13年在籍しました。

当初基本給18万円から始まり、退職するころには基本給25万円になっており、残業代を含めると毎月手取りで27万円から32万円ぐらいありました。

ボーナスも年2回で80万円ありました。

私は特に資格や専門的知識が必要な専門職ではなく、ごく一般的な事務員でこのお給料はけっこういいほうだと思います。

それ以外で勤めていた会社でも、平均して手取り22万円から25万円プラスボーナス年2回で80万円ぐらい頂いていました。

私は社会人になってから、多少の金額の差はあるけど、それなりの給料は常にもらっていたのに、私はずっとカードの支払いに追われっぱなしで、お給料が振り込まれるとすぐに支払いに当て、足りなければカードのキャッシングで穴埋めの繰り返し。

それでも、あまりにも借金が高額に残っている時は、ボーナスでまとめて払ったり、積立貯金を解約して返済に当てていました。

この20年ぐらいは常にこんな調子が、私とお金との付き合いでした。

もう毎月びっくりするような請求書が来ました。

給料もボーナスも入ったと思ったらすぐに出て行き、貯金も貯まったと思ったら借金返済でパーになる。

なんとか支払いを済ませた後は、ほっと一安心すると共に、私なにやってんだろうと自分の情けなさに放心してました。

 

財布は高級ブランド品なのに、中身は30円しか入っていないことなんかしょっちゅうでした。いくらクレジットカード払い派の人でも、臨時用にお札が何枚かは財布に入っているかと思いますが、私はそれすらも使ってしまってた。

毎月もらう給料内で生活することが、どうしても出来ない。

給料が少なすぎるという訳でもない。

お金の収支の計算が出来ない訳でもない。

ただ、給料以上の買い物がやめられなかったから。

これ以上買い物したらまずいと、わかっているのに。

 

幸いにも、私の中で一つの基準があって、どんなにお金に困っても消費者金融でお金を借りたり、リボ払いしたり、親や兄弟や友人にお金を借りたりはしなかったこと。

これだけは頑なに守った。

だから私がながいこと、お金のことでせっぱ詰まってることを知る人はいない。

まさか貯金がまったくないなんて、まさか借金があるなんて誰も気付かない。

そして、その状況で会社を退職。現在無職。

 

さすがに借金のプレッシャーに押しつぶされそうになって、ブランド品を質屋で売ってお金をつくり、大部分返済できた。

それでもあと17万円ばかり負債あり。

あと何を売ったらいいんだろう?

こらが、私とお金の20年の付き合い。

私の元に、入ってはくるが直ぐに出ていってしまう、留まることを知らないのがお金。

いつの日か、私の元に居座ってくれないかなあと、呑気に物想いにふけっている今日この頃。